岡山市は23日、市中心部で行っているレンタサイクル社会実験について、26日から貸出・返却場所を変更すると発表した。3カ所を移設するとともに、新たに2カ所を設けて7カ所から9カ所に増やす。レンタサイクル利用者は今月に入り、1日平均で20人を割り込んでおり、市は見直しで利用増につなげたい考えだ。
移設するのは、市営表町2丁目駐輪場、市立オリエント美術館、西川アイプラザ。それぞれ天満屋岡山店前、岡山シンフォニーホール北、野村証券岡山支店前に変更する。新設するのはNTTクレドビル東と西川橋交番東。
市によると、移設する3カ所は利用が少ない上、市民から「場所が分かりにくい」との指摘があったという。市は、貸出・返却場所の個別の利用状況は公表していない。
9カ所のうち、新設2カ所は無人のため、支払いはインターネット登録によるクレジット決済に限られる。他の7カ所は現金払いの一日パス(300円)も午前9時半から午後5時まで利用できる。
3回目となる今回の社会実験は、昨年9月15日に半年間の予定でスタート。初めて有料としたが、クレジット決済の煩わしさに加え、自転車がドイツ製で身長の低い人は使いにくいこともあり、利用が低迷。このため市は昨年11月、一日パス導入を含む利用料金の値下げに踏み切った。