「いきいき100歳!(転倒防止)」

 高齢者の寝たきりの約4分の1は骨折など、あし・腰の障害によるものです。寝たきりにならず健康で長生きする(健康寿命といいます)ためには、あし・腰を鍛えるということが大切である一つの証拠といえます。

 年を重ねると家の中でも、ものをまたいだりつもりでも足が引っかかり転びかけた経験が何回かおありでしょう。そして運悪く転んでしまうと骨折が起こることが多いのです。夜中にトイレにトイレに起きたときに廊下で転んで骨折することがかなり多く、布団の上で転んでも骨折が起こることもあります。

 お年寄りが転んでよく起こる骨折は、背骨、手首、肩ともものつけね(大腿骨頚部)の骨折です。この中でも背骨ともものつけねの骨折では、しばしば寝たきりになることがあります。これを予防するためには、転ばない予防-転倒防止体操が有効です。

 このためには

(1)筋肉のおとろえを防ぐ運動

(2)骨を丈夫にする運動(骨粗鬆)の予防治療

(3)体のバランス訓練---が必要です。

 転倒防止体操の基本は、

(1)関節を柔らかくする(足首、膝関節、股関節)

(2)筋力をつける(足首や膝に力を入れる練習をする)

(3)ものにつかまってイスから立ち上がったり、座ったりする

(4)30~40センチの段の昇り降りをする

(5)片脚で立つ練習をする

(6)壁や机に手をついて肘を曲げ伸ばしする

(7)編み物をする(そろばんをする)新聞・雑誌を読む テレビを読む

(8)ひなたぼっこをする(外出する)

 お近くの転倒防止教室に積極的に参加して、寝たきりにならないで80歳といわず”いきいき100歳”を迎えましょう。


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