子ども新聞
 

夢 ロボットクリエーター

高橋さんと一緒に写真に収まる山崎記者(左)と伊記者(右)。座っているロボットが「クロイノ」、立っているのが「FT」。
高橋さんと一緒に写真に収まる山崎記者(左)と伊記者(右)。座っているロボットが「クロイノ」、立っているのが「FT」。

 デザインから技術開発、製作まですべて一人で行うロボットクリエーター高橋智隆さん(33)=滋賀県

大津市。二〇〇四年発表の二足歩行ロボット「クロイノ」は米タイム誌で同年の「最もクールな発明」に選ばれた。美しい細身のシルエットが特長の「FT(エフティ)」なども製作。高橋さんが京都大内に立ち上げたベンチャー企業ロボ・ガレージで七月二十五日、子ども記者二人が、高橋さんにインタビューした。

 

 目標へチャレンジ

 【吉備中央町吉備高原小6年・山崎弘太郎】

 高橋さんは大学卒業後、幼稚園のころ夢見ていた「ロボット博士」になりたいと思うようになった。そのため、もう一度大学受験してロボットクリエーターになった。

 目指すデザインは、かわいくてかっこいい「鉄腕アトム」だが、作りたいの山崎弘太郎くんは「ドラえもん」のようなロボットらしい。「いたらいいなあ」と思えるようなユニークなロボットを作り続けたいという。

 ぼくは工作が好きで、発明家になるのが夢だ。でも、アイデアだけで終わることもある。ぼくは、思いついたことを実行に移せる高橋さんはとてもすごいと思った。

 高橋さんが作った身長三十五センチのロボット「クロイノ」が、二足歩行し、おじぎをした時は感動した。片足を上げて両手を広げてバランスをとりながらポーズをとった時は「かわいい。ほしい」と思った。

 夢はかなえるためにあると、高橋さんを見て思った。そしてさらに進化したロボット作りに励む高橋さんの話を聞き、夢はかなえておわるものではなく、さらなる目標に向かってチャレンジしていくことの方が大事なのだと思った。


伊鎮丞くん 興味持ち日々生活

 【岡山大附属小5年・伊鎮丞】

 鉄腕アトムやドラえもんの世界が今、夢から現実へと変わり始めている。「ロボットを作る人」が、ぼくの小さいころからの夢だ。ロボットクリエーターになるために今やっておいたほうがよいことを聞いた。

 高橋さんは「小学生らしいことをすべき。大人になってからはできないから。大人が読むようなロボットの本を読むよりも、小学生向きのいろいろな本を読んだ方が勉強になる」と答えてくれた。また、「小学生だからできること、例えば虫とりとか、遊びも必要だ。楽しいし、それが何かになっていると思う」と話してくれた。

 勉強も大事だが、ロボット作りはそれだけではできない。例えば、人間の動きやいろいろな物のデザインなど、さまざまなことに興味を持ち生活することも大事だそうだ。高橋さんの日々の暮らしそのものがロボット作りに生かされている。

 高橋さんの取材を通じ、ぼくのロボットクリエーターへの道も今、夢から現実へと変わり始めた。



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