子ども新聞
 
社会

細田侑也裁判員制度を勉強 “本物”すごく緊張
新しい岡山地方裁判所

【岡山市操山中1年・細田侑也】

 ぼくは三月二十六日、初めて岡山地方裁判所(岡山市)に行った。ついこの前完成したばかりだ。最初に裁判所を紹介するビデオを見た。裁判には民事裁判と刑事裁判がある。ぼくは民事裁判があることを初めて知った。学校で習った「三権分立」などもう一度深く勉強できた。

裁判員制度を行うためにつくられた新しい法廷で話を聞きました
裁判員制度を行うためにつくられた新しい法廷で話を聞きました

 次に刑事裁判を傍聴した。せっとう事件だった。二〇〇九年五月までに始まる裁判員制度では扱わない事件だ。だけど罪であることは変わらない。本物の裁判はテレビと違い空気が重くしゃべることもできず、傍聴しているだけなのにすごく緊張した。四十分がとても長く感じられた。

 会議室に戻り、裁判所と検察庁の人に裁判員制度について質問した。一番印象に残ったのは、他国との違いだ。アメリカとイギリスは有罪か無罪かだけを判断する陪審員制度だ。ドイツとイタリアは有罪か無罪かと、刑の長さも決める参審員制度で法律の詳しい知識が必要だ。両方のよい点を取ったのが、裁判員制度だと感じた。

 最後に、裁判員制度のためにつくられた一番大きい法廷を見学した。傍聴した法廷と違い、裁判員六人が座ることができる大きな法廷だった。今回の見学で、裁判員制度は市民の声を取り入れるためだと分かった。ぼくの意見も取り入れてもらいたいと思った。

 裁判員制度 国民の中からくじで選ばれた裁判員が、法律のプロである裁判官と一緒に、裁判に参加します。訴えられた人が、本当に悪いことをしたのか、悪いことをしたならどんな罰にするかを決める仕組みです。対象は殺人や放火などの刑事裁判。裁判員は、ひとつの裁判で6人が選ばれます。



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