さんよう児評

出会い呼ぶ時の流れに感謝 【瀬戸町江西小6年・佐藤郁恵】

 私は今、文通している人がいる。宮城県に住んでいるさおりお姉ちゃん。最後に会ったのは5年前の花火大会の日。元気かなと思い、今年の正月に年賀状を書いた。間もなく返事が来た。元気そうなのでほっとした。今は1歳の赤ちゃんとだんなさんと暮らしている。幸せそうにしている姿が思い浮かぶ。

 私とは10歳以上も年の差がある。そして会うには距離がある。けれど、気持ち良くさおりお姉ちゃんは手紙を書いてくれる。人間のつきあいにはカベがない。偶然に偶然を積み重ね、今という現実がある。1年1カ月1日1時間1分1秒、どれか少しでもずれていたら、さおりお姉ちゃんと出会えなかっただろう。ちょっとした出会いが「今」を呼ぶ。だからこそ、そんな時の流れに感謝する。


私が大きくなったら…間違いない  【岡山市可知小5年・倉橋奈津子】

 私が大きくなったら、学校でドラえもんのポケットが配られる。そこからまずタイムマシンを取り出して、私が生まれた時に立ち合い、お母さんに「ありがとう」っていうことにする。それからもう一度幼稚園からやり直したい。運動会で抜き返してやるんだ。

 私が大きくなったら、月までの新幹線が開通していて、「月祭り」には火星人におでんをすすめることにする。どんな顔して食べるのか、今から楽しみだ。

 私が大きくなったら、世の中からお金がなくなる。だから「どろぼう」もいなくなって、かぎをしなくてもよい。

 私が大きくなったら、戦争は大統領同士の指ずもうで決着をつけることにする。それなら誰も傷つかないよ。間違いない。



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