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| 【タイ・バンコク日本人学校中学部二年・木元蘭】日本では桜の咲く四月。一年の中で最も暑い季節を迎えたタイで、街の人々はホースや水でっぽうを持ってさわいでいる。 タイでは、四月十三日から十五日までの三日間で、「ソンクラーン」という正月を祝う水かけ祭りが行われる。最近では、水だけでなく白い粉を顔や体にぬったりもする。 本来なら、仏像、僧りょ、年長者に尊敬の意味を込めて水をかける仏教儀式だったが、今では街中で、通りすがりの人や近くの住人などに水をかけるようになった。私も母と買い物に出かけた時、大通りに出るとバケツの水をかけられ、全身びしょぬれ。母も同様で、デパートまで行くのをあきらめ、近くのコンビニで少しだけ買い物をして帰宅した。 また、道路ではピックアップトラックに水がめを乗せ、たくさんの人が水でっぽうを持って車に水をかけている。 ソンクラーンの由来は、六月ごろから始まる耕作期に十分な雨の恵みを受けることを願った雨ごいの行事として知られている。 新年を故郷で祝おうと、多くの人々が帰省したが、交通事故等が原因で死者六百四十一人、けが人が五万三百十人にも上った。今年は、土・日曜が重なり五連休となったため、例年以上に事故が多かった。これだけが原因ではないが、政府は先日、四日以上の連休を定めないことにした。 |
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