2001年6月26日
社 会

びっくりボカシの力
 【総社市昭和小五年・河原衣里】岡山県賀陽町に住む井上武司さんは、ボカシを作る仕事をしている。ボカシはだいたいは米ぬかでできている。井上さんは、ボカシに生ゴミを入れ肥料にかえる機械を発明した。その肥料を作る機械は、生ゴミを百キログラム入れても一日で全部肥料になる「エコトープ100」という機械。
 二~三千種類いる、びせい物のうち百種類ぐらいのびせい物が生ゴミを食べてくれる。山のように積んだボカシの中に手を入れるとあつく感じた。五四度にもなるそうだ。
 できた肥料を畑にまくととてもいい土になる。ミニトマトをを育てると、七メートルにもなるそうだ。病気にもなりにくくておいしい野菜ができる。わたしもじっさいに家でボカシを使って生ゴミを土にかえしてみた。すると、約二週間で上の方にはところどころに白いかびがうすくはえ、下の方は少し土になっていた。いやなにおいもしなかった。白いかびは、はえてもだいじょうぶだと井上さんに聞いた。最初は本当に土になるのかなあと思っていたけれど、だんだん土に変わってきていておどろいた。
 井上さんは、野菜を作るのに化学肥料や農薬はぜったいに使わないようにしている。また米を作るときは田にアイガモをはなして草をとってもらっている。
 生ゴミはもやしてしまったらただのゴミ。でも、肥料にかえるとその肥料を土に混ぜて、その土でまた安全でおいしい野菜や果実を作ることができる。これを「循環農法」と教えてくれた。井上さんは「生ゴミをもやさない安全な町にしたい」と願っている。今まで私の家でも菜園で生ゴミを土に返していたが、今度からはボカシを土に混ぜて、もっとおいしい野菜を作りたいと思う。