「新町民」 6割自覚 美咲町アンケート 医療福祉充実に期待
山陽新聞社が地域ふれあい事業「地域にエール いきいき美咲」(一日)に合わせて町民八百人に実施したアンケート結果がまとまった。六割近くが新町民としての自覚を感じているものの、合併を良かったととらえる人は四分の一。町への要望は医療福祉の充実が最も多かった。
中央、旭、柵原の三町合併から三年たち、58・9%が<町民の自覚>を「感じる」と回答。「感じない」の40・5%を上回った。
一方、<合併の評価>は「良くなかった」(47・8%)、「分からない」(26・7%)が目立ち、「良かった」は25・1%。旧中央町では四割が「良かった」としたのに対し、旧旭町は二割強、旧柵原町は一割強と地域差も見られた。
<合併して良かったこと>(複数回答)は「旧他町との交流増」(25・9%)、「職員の対応が良くなった」(19・8%)、「地域のイメージアップ」(14・4%)など。逆に<良くなかったこと>(同)は「周辺部が取り残される」(48・4%)、「旧町の個性がなくなった」(42・6%)、「細かいサービスが受けられない」(36・7%)が挙げられた。
<町に対する期待>(同)は「医療福祉の充実」が55・9%でトップ。「透明性の高い行政」(35・7%)のほか、「企業誘致」(21・5%)や「観光振興」(19・6%)で地域活性化を求める声もあった。
アンケートは四、五月に郵送で行い、四百七十九人の回答があった。回収率は59・9%。
(2008年6月1日掲載)