来月1日、吟香学ぶバスツアー ゆかりの岡山県美咲町巡る
明治期を代表するジャーナリスト、実業家として活躍した岸田吟香(一八三三―一九〇五年)ゆかりの地を巡るバスツアー「郷土の偉人 岸田吟香を学ぶ」が六月一日、出身地の岡山県美咲町旭地域で開かれる。山陽新聞社と同町がタイアップして行う「2008地域にエール―いきいき美咲」の一環。
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| 吟香自筆の掛け軸やびょうぶなどが並ぶ記念館
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自筆のびょうぶや掛け軸、遺品など約百三十点の展示品、映像を集めた岸田吟香記念館(同町西川)を見学。生家跡(同町栃原)や銅像、記念碑が立つ栃原公園(同)も巡る。ガイド役は加原奎吾元旭町教育長と、旭地区で民話の語り部をしている飯田純子さん(44)らが務める。
当日は、農水省の「日本百選」になっている大垪和(おおはが)西地区の棚田周辺で「棚田きんちゃいまつり」が開かれ、吟香が愛好したとされる卵かけご飯などを味わうウオーキングも楽しむ。
午前九時半に同資料館集合、午後一時半解散。先着五十人で一人五百円(飲食代別)。申し込みは同町教委生涯学習課(0868―66―3086)。
吟香は一八七三年から東京日日新聞の主筆となり、日本初の従軍記者として台湾へ渡った。和英・英和辞書編集、目薬の開発・販売、横浜―東京間の定期航路開設、盲唖(もうあ)学校創設など多彩な分野で活躍し、洋画家岸田劉生の父としても知られる。
(2008年5月22日掲載)