シーガルズ司令塔バトル ベテラン復調、若手成長
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| 激しいセッター争いを繰り広げる岡山シーガルズの(左から)吉田みなみ、堀口夏実、岡野弘子、宮下遥 |
バレーボールV・プレミアリーグ女子の岡山シーガルズで、セッターのポジション争いが激化している。副主将の岡野弘子(34)を筆頭に成長著しい堀口夏実(19)、宮下遥(15)の若手やリベロの吉田みなみ(22)もセッター兼アタッカーへの転向を狙う。11月27日開幕の今季リーグに向けて“司令塔バトル”はますます熱を帯びそうだ。
「新しい攻撃パターンに挑戦している。アタッカーとしっかり合わせていきたい」というのは岡野。昨年は日本代表として国際大会に出場、長期間チームを離れたためトスの感覚が鈍った。昨季リーグでは「自分の感覚を最後まで取り戻せず、何もしないまま終わった」という悔しさを味わったが、チームでじっくり調整して今は完全復調している。
河本監督が「ハンドリングが良くなり、最も伸びている」と評価するのが堀口だ。内定選手だった昨季は1セットの出場にとどまったが「どんなときも自分の良さを出せるようになりたい。練習から仲間のことを考えてトスを上げることを意識している」と意欲的。強いリストを生かした速いトスに磨きがかかった。
日本代表入りした宮下はさらに進化。176センチとリーグ屈指の長身の上、「先輩アタッカーをトスでリードできるようになってきた」と指揮官は目を細める。高校時代にセッター経験のある吉田は判断力の良さや守備力を武器に、ライト兼任の司令塔として新境地を開きつつある。吉田と同期の北村みどりもバックトスのうまさやサーブが光り、期待される一人だ。
昨シーズン21試合に出場した小菅真弓が、10月の千葉国体成年女子9人制に出身地の千葉県代表として出場するためチームを離れていることも争いを激しくしている。
ベンチ入りするセッターは通常2、3人で「チームが頂点を目指すにはセッターの成長が不可欠」と河本監督は競争を歓迎。岡野は「若手ならではのひらめきのトスなど参考になるし、気がついた点はアドバイスもしている。互いに良いところを吸収していきたい」と話している。






















