シーガルズ無念 JTに0―3 黒鷲旗全日本選抜バレー
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| 第2セットで岡山シーガルズの山口舞(2)が移動攻撃を決め、14―18とする=大阪府立体育会館 |
バレーボールの黒鷲旗全日本男女選抜大会第5日は4日、大阪府立体育会館で男女準決勝があり、女子プレミアリーグ6位の岡山シーガルズは同2位のJTにストレート負けし、準優勝した2005年以来、2度目の決勝進出はならなかった。
シーガルズは第1セット、粘り強い守備で接戦に持ち込んだ。18―21から卜部や山口のブロックなどで23―22と逆転したが、その後は決定力を欠き、3連続でポイントを奪われて先取された。第2、3セットは要所でJTのエース、キム・ヨンギョンやライト谷口らに強打を決められ、振り切られた。
プレミアリーグ3連覇の東レはNECを3―0で下し、5日の決勝は同リーグ優勝決定戦と同じ東レ―JTの組み合わせとなった。
男子はJTが東レをストレートで下し、6年ぶりの決勝進出。3連覇を狙うパナソニックは3―2でサントリーを下した。
▽女子準決勝
JT 3―0 岡山シーガルズ
25―23
25―17
25―18
5年ぶり決勝ならず 第1セット終盤の攻防明暗
岡山シーガルズの5年ぶりの決勝進出は、プレミアリーグ25連勝の歴代2位の記録をつくったJTに打ち砕かれた。「勝つチャンスはあったが、自分たちの甘さが出た。リーグの反省を生かせなかった」とセンター山口は無念さをにじませた。
第1セットがすべてだった。「相手をじらすことで活路を見いだす」と河本監督が言う狙い通りの展開。相手のエース、キム・ヨンギョンを徹底マークし、守備で粘る。攻撃も1度で決めに行かず、つないで攻め、フェイントや速攻でリズムを変えて揺さぶった。
18―19と競り合いに持ち込み、セッターを小菅から宮下へ。相手のミスも目立ち始め、卜部がキム・ヨンギョンのバックアタックをブロックするなど23―22とついに逆転。勝ちパターンにはまったかに見えたが、ここから攻撃が決まらず、最後はレフト福田の強打がブロックされて23―25。「選手交代でブロックを高くしたのが効果的だった」とJT石原監督がにやりとした、この終盤の攻防が分岐点となった。
6位に終わった今季プレミアリーグから1カ月。リーグの反省から、攻撃のフォローや選手間のつながりを重視して練習を積んできた。その成果は出てきていたが「勝負どころで踏ん張る役割を果たせる本当の意味でのエースがまだいない。これも勉強でしょう」と河本監督は振り返った。
リーグ最年長、神田の最後の舞台。「少しでも長く一緒に戦いたい」との思いがチームを一つにし、4強入りを果たした。「カンさんがコートに入るとみんながまとまる。その姿、思いを自分たちがつないでいかなければ」と副主将の岡野は涙を浮かべる。大事な場面で一本を決めた精神的な柱の引退。“神田二世”の登場がチーム飛躍へ不可欠だ。






















