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男子400自 長曽我部大会新V 中国高校水泳

競泳男子400メートル自由形で大会新をマークし、優勝した長曽我部一大=広島ビッグウエーブ
競泳男子400メートル自由形で大会新をマークし、優勝した長曽我部一大=広島ビッグウエーブ

 インターハイ(全国高校総体)の出場権を懸けた水泳の中国高校選手権最終日は26日、広島市の広島ビッグウエーブなどで競泳と水球があり、競泳は男子400メートル自由形で長曽我部一大(関西)が4分2秒00の大会新で2連覇を果たし、200メートル自由形と合わせ2年連続2冠を達成した。

 男子100メートル平泳ぎは1年生の瀬角健太(同)が1分4秒47の大会新(岡山県高校新)で優勝、2位に入った武居隼人(朝日)も1分4秒85の大会新だった。女子100メートル背泳ぎの赤木彩乃(勝山)は1分3秒67の大会新(県高校新)で泳いだが、トップに0秒65届かず2位だった。

 水球で前日、インターハイ出場を決めていた関西は決勝リーグ最終戦で鳥取中央育英に敗れ、準優勝だった。

2年連続2冠 進化続ける泳ぎ

 力強さみなぎる泳ぎで6年ぶりとなる大会新を打ち立てた。競泳男子400メートル自由形の長曽我部が4分2秒00で優勝。2年連続2冠を獲得し、大会記録は2秒58も塗り替えたが「大会新ぐらいでは全国で通用しない」。現状に満足しないのがこの男の強さの根源だ。

 渋い表情の要因は狙っていた初の“4分切り”に届かなかっただけでなく、ペース配分のミスにもある。出だしの50メートルを27秒32と「早く入りすぎ、後半に踏ん張れなかった」。その後、30秒台で刻んでいたラップが後半になると31秒台に落ちてしまった。それでも150メートルすぎで体二つ分も2位以下を引き離し、競る相手がいない中でこのタイムは立派だろう。

 このところレースで愛用するキャップには「JAPAN」の文字。3月にあった日本水連のシンガポール遠征に参加したときのもの。ジュニア日本代表の一員として戦ったことで刺激を受け、さらに世界へ挑戦する思いが強くなったという。今年の目標は「ナショナルタイム(3分55秒25)を切ること」。日本代表合宿に参加できる高いレベルを狙うと意気込む。

 「後半の泳ぎはこれから仕上げる段階。今は爆発前だと思ってもらっていい」と指導する西上コーチ(レイSC岡山)。昨年と比べ好不調の波がなくなり、大きな成長を感じるという。8月のインターハイ、そして9月の国体へ2年生の進化は止まりそうにない。

(2010年7月27日掲載)

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