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「2時間15分切り」照準 田中(中国電力)

3度目のマラソンに挑む田中宏樹
3度目のマラソンに挑む田中宏樹

 びわ湖毎日マラソン(7日・大津市皇子山陸上競技場発着)に倉敷高OBの田中宏樹(中国電力)が挑む。3度目の42・195キロ。初の「2時間15分切り」を実現し、次のステップへつなげる。

 アジア大会(11月・中国)の代表選考を兼ねた大会には、昨年の世界選手権代表・清水将也(旭化成)らがエントリー。「日本のトップ選手とどこまで張り合えるか楽しみ」。初マラソンの2007年4月のボストンから約3年、体の進化を実感している。以前は疲労から足が動かなかった距離走翌日のスピード練習も今は余裕をもってこなせる。

 昨年2月の別府大分で出した2時間17分59秒(17位)が自己ベスト。ボストン(2時間20分10秒)と別府大分でともに大きく失速した終盤の10キロをいかにうまくまとめるかが今回のテーマだ。

 元日の全日本実業団駅伝。社会人5年目にして初めて上州路を走った。昨年6月に患った気胸を克服してのメンバー入り。「昔より精神的に強くなれた」。05年の入社後は故障などもあり、なかなか思うような成績が残せなかった。駒大で箱根駅伝4連覇を飾った26歳は苦難を乗り越え、心身ともに成長した。

 2時間15分以内にこだわるのは中国実業団連盟派遣の海外レースのチャンスがめぐってくるからだ。「一つ一つ階段を上っていきたい」。一流選手の証し、サブテン(2時間10分切り)を30歳までに達成することが一大目標。そのための地固めと位置づけるレースで将来への可能性を切り開く。

(2010年3月4日掲載)

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