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そうじゃ吉備路マラソン 最多7415人参加

ハーフマラソン男子で優勝した岸本朋紘(写真右)、フルマラソン女子総合優勝を飾った赤堀友美
ハーフマラソン男子で優勝した岸本朋紘(写真右)、フルマラソン女子総合優勝を飾った赤堀友美

 総社市スポーツセンター付近を発着点に28日行われた「2010そうじゃ吉備路マラソン」(岡山県、総社市、同市教委、山陽新聞社で構成する実行委主催)はフルマラソン、ハーフマラソン、4.6キロの3種目計16部門に7415人が出場し、熱戦を繰り広げた。

 フルマラソンの男子はC(18―34歳)の藤田悠(山口・岩国消防)が2時間30分48秒で、女子はB(18―39歳)の赤堀友美(岡山・グラスハウス)が3時間13分58秒でそれぞれ初の総合優勝を飾った。

 今年新設したハーフマラソンの男子はC(高1―34歳)の岸本朋紘(岡山・倉敷高)が1時間9分0秒で制し、女子はA(40歳以上)の吉川弥生(兵庫・森野軍団)が1時間22分10秒で栄冠をつかんだ。4.6キロの男子B(高1―39歳)は倉敷高勢が5位までを独占し、同C(小・中学生)は森敏貴(岡山・吉備中)が頂点に立った。

ハーフ男子 岸本(倉敷高) 初代王者

 シナリオ通りの後半勝負で岸本がハーフ初代王者の称号を手にした。17キロ付近で先頭に追い付くと、残り3キロからこん身のスパート。後続を一気に突き放した。

 初挑戦のハーフで栄冠に加え、タイムも目標の1時間10分以内をクリア。「いい経験が積めました」。自身も納得の走りだった。

 2位には僚友の満武が続いた。大会前から狙っていたというワン・ツーフィニッシュを決め、ゴール後は満武と笑顔でハイタッチを交わした。スピード自慢のランナーにとってこの日が高校ラストラン。「故障などで苦しんだ時期もあったが、人間的にも成長できた。倉敷高に入って本当に良かった」。今春から名門・駒大に進む。今後への期待を抱かせる力走で高校生活を締めくくった18歳。新天地で「箱根駅伝出場」という夢を追いかける。

フルマラソン女子 赤堀(グラスハウス)

 フルマラソン女子総合優勝の赤堀は、今回がマラソン初挑戦。「4時間を切れればいいなと思っていた」。終わってみれば3時間13分58秒と本人も驚くタイムだった。

 後方からのスタートだったが、1人また1人と追い抜くことでリズムをつかんだ。沿道の人が教えてくれる順位を頼りに先頭を目指し、30キロすぎでトップに。持ち味の粘りを発揮し、そのままゴールへ飛び込んだ。

 美作大陸上部の21歳は長距離が専門だが、これまでの最長はハーフ。昨年12月に足首をねんざし十分に走れない時期もあったが、年明けから地道に練習を積んできた。

 不完全燃焼に終わった昨年を振り払うように「今年こそ、いいシーズンにする」。初マラソン初優勝を飛躍への足掛かりにするつもりだ。

(2010年3月1日掲載)

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