菊池(関西高)モントリオール国際体操へ
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| 初の国際試合を前に練習に励む菊池收祐(左)と指導する藤原佳市監督=関西高 |
カナダで3月5日に開幕する体操のモントリオール国際に、関西高3年の菊池收祐(18)が初の日本代表として出場する。昨年11月の全日本団体・種目別選手権床運動で2位に入った次代のホープは「高校最後の大会。優勝で締めくくりたい」と床と跳馬の2冠に照準を合わせている。
モントリオール国際は種目別で競うワールドカップシリーズの1つ。日本から内村航平(日体大)水鳥寿思(徳洲会、関西高出)ら五輪代表をはじめ国内トップ級が各大会に分かれてエントリーしている。
菊池は非凡な跳躍力を生かし、世界で数人しか成功例のない床運動の大技タマヨ(後ろ跳びひねり前方伸身2回宙返り、F難度)など高校生離れしたダイナミックな演技が持ち味。同選手権の予選で、世界王者内村を抑えてトップ通過した実績などが評価され、日本協会から派遣が決まった。
床運動はタマヨに加え、伸身ムーンサルト(E難度)など3つの大技構成。昨年の全国高校総体種目別を制した跳馬は得意技ドリッグス(伸身カサマツ跳び1回半ひねり)を軸に勝負を懸ける。2月上旬にはナショナルトレーニングセンター(東京都)で合宿を行い、精度を高めてきた。
大会会場は床や踏み切り板が硬くて弾力がないため、けが予防を考慮し技の難度を落とすことも検討中という。初の海外遠征で不慣れな環境での戦いになるが「力まず着地までしっかり決め、自分らしい体操を見せる」と菊池。指導する関西高の藤原佳市監督は「国際大会は審判の目が厳しく、ミスが勝敗を分ける。将来のために多くの経験を積んでほしい」と話している。
(2010年2月27日掲載)
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