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作陽 14度目優勝 岡山県高校新人サッカー

後半、作陽のMF中村翔(18)がシュートを放つ=笠岡陸上競技場
後半、作陽のMF中村翔(18)がシュートを放つ=笠岡陸上競技場

 岡山県高校サッカー新人大会最終日は7日、笠岡市の笠岡陸上競技場で行われ、決勝は作陽が光南を1―0で下し、4年ぶり14度目の優勝を飾った。

 立ち上がりから押し気味に試合を進めた作陽は後半29分、MF赤松の豪快なミドルシュートで決勝点を奪った。3位決定戦は、龍谷が1―0で東岡山工に勝った。

 作陽と光南、龍谷は3月20―22日、広島市である中国大会に出場する。

 ▽決勝

作陽1―0光南
0―0
1―0

点差以上に際立つ強さ

 ライバル対決となった決勝は、点差以上に作陽の強さが際立った。

 特に光ったのは河津、赤松のダブルボランチ。MF山中が「後ろでしっかりバランスを取ってくれるので思い切り攻められる」と話すように、前掛かりになるチームにあって、豊富な運動量と正確なポジショニングでことごとくセカンドボールを奪取。そこから2次、3次と分厚い攻撃につなげていった。

 待望の先制点は後半29分。中盤でボールを受けた赤松が「前が空いていたので思い切り打った。練習でも決めたことがない」という17メートルの鮮やかなミドルシュートで均衡を破った。

 ここまで3試合無失点と抜群の安定感を誇る守備陣も奮闘。4試合で13点を挙げている光南攻撃陣をシュートわずか2本に抑え込み、決定機をつくらせなかった。今大会の指揮を執った松本コーチも「守備は安心して見ていられた」と目を細める上々の出来だった。

 一方、4試合で4点に終わった攻撃陣は不発の印象。主将の河津は「今年はすべてのタイトルを取る。そのためにも、もっと攻撃の連係を構築しないと」と厳しい表情。圧倒的な力で岡山を制した王者だが、全国制覇に向けてまだまだ進化を遂げそうだ。

(2010年2月9日掲載)

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