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中日2軍監督・川相氏 若手野手の育成が課題

「若手野手をしっかり育てたい」と話す川相昌弘・中日2軍監督=岡山ドーム
「若手野手をしっかり育てたい」と話す川相昌弘・中日2軍監督=岡山ドーム

 プロ野球中日で3シーズン1軍コーチを務めた川相昌弘氏(45)=岡山南高出=が、今季から2軍監督として手腕を振るう。2月のキャンプインを前に帰岡した新指揮官が、選手育成への思いを熱く語った。

 2軍監督として第一の課題に挙げるのが、いきのいい若手、特に野手の育成だ。1軍の戦力を見渡すと、投手陣は浅尾、吉見ら20代が主力として活躍しているが、野手は荒木、井端らベテランに頼りがち。「次代を担う野手をしっかり育てなければ」と話す。

 そのために、選手が持つ隠れた才能を見抜き、それを引き出す手助けをすることが不可欠と考えている。「1軍と同じことをやっていては追い越せない。何かのスペシャリストにならなければ1軍には定着できない」。自身が“バント職人”として厳しいプロの世界を生き抜いたように「投げる」「打つ」以外のプラスアルファの発掘に執念を燃やす。

 プロである以上、結果はもちろん求めるが、それ以上に野球への取り組み方を重視する。「野球は職業。食生活も睡眠もすべてが野球につながる仕事だと思ってやってもらう」と、私生活も厳しく指導する構えだ。

 12球団の中でもトップクラスの練習量を誇る中日。「選手たちは体力もあるし、力もある。あとはそれをどう生かすか」。1軍は昨年のクライマックスシリーズで巨人に敗れ、2年連続で日本シリーズ進出を逃した。1軍の王座奪回には、2軍で結果を出している新井や、同じ岡山南高出身で2年目を迎える野本ら若い力の奮起が欠かせない。

 これからの中日を背負って立つ新たなスター出現に期待を寄せる新監督。「2軍から魅力的な選手をたくさん(1軍に)送り出す。テレビを通じて、川相の元で育った選手だと思って応援してもらえればうれしい」

(2010年1月21日掲載)

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