J初、ボールけり出さず試合続行
むやみに試合を止めません―。Jリーグ2部のファジアーノ岡山は3日、選手がゲーム中に負傷などで倒れてもボールを外にけり出さず、試合を続けることを決めた。実際のプレー時間を増やす狙い。
サッカーでは、選手がピッチに倒れた際、早めに手当てを受けさせるためボールをタッチラインの外に出し、再開後に敵からボールを返してもらう“紳士協定”がある。しかし、わざととみられる遅延行為もあり、プレー時間の減少につながっているとされてきた。
ファジアーノは2009年のJリーグ調査で、実際のプレー時間が短かったワースト2ゲームにいずれも絡んでいたことが判明し、改善策を検討。けがの程度の判断は審判に任せ、ホイッスルが鳴るまで全力でプレーを続けることとした。相手が同様の状況でボールをけり出しても、マイボールのまま試合を進める方針。
ファジアーノによると、このような決定はJクラブ初。「さまざまな機会を通じて対戦チームに自分たちの考えを伝え、理解してもらいたい」としている。
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